間もなく2歳5か月の次男坊の流行語は、
「やだ!」と「自分で!」
靴を履くのも「自分で!」
車のチャイルドシートも「自分で!」よじ登る。
朝の保育園の送りで急いでいる時など
「勘弁してよ、早くしておくれ」と思うが、
大人が手を出すと転げまわって泣き怒り、余計に時間がかかる羽目になるから、じっと我慢して待つ。
昨夜の夕食の際、麦茶をポットから「自分で!」コップに注ぎたい、と言い出した。
重たいポットなので持てなくて倒れてこぼれるのは目に見えていたが、言い出したらきかないので諦めてやらせてみた。
・・・できた。
腕をプルプルさせながらも自分でお茶を注ぐことができた。
うーん、信じてやらせてあげないといけないなぁ。失敗してもいいんだから(牛乳をぶちまけるのは勘弁して欲しいけど)。
小6の次男坊。
バスケの試合が続いたところに、今週末開催の小学生駅伝の練習が重なった疲労のためか、ふくらはぎが肉離れを起こした。
医者からは三日間は安静にするようにと指示されているが、本人が「もう痛くないから今日の部活の練習に参加したい。」と言い出した。
彼の身体は彼が一番よく分かるだろうし、再発したとしても本人の問題だから、練習やりたいならやればいい、そう思う。
思うのだが、今週末の小学生駅伝は、次男坊だけが走るわけではない。補欠もいないので、再発して次男坊が走れなくなったらチーム丸ごと棄権だ。
うーん、悩む。
「チームに迷惑をかけることになる。やめておきなさい。」と言ってしまったが、チームに迷惑かけて凹むことも含め本人に判断させてもよかったかなぁ。
どうなんだろうなぁ。
中2の長男。
バスケットボールのクラブチームに所属しているが、間もなく3年生が引退で、長男の学年の代になる。
長男はお世辞にもうまいとは言えず、今のままなら来年レギュラーは難しいし、試合に出られるかどうかも分からないレベル。
先日、チームのコーチと話す機会があったのだが、コーチ曰く、
「○○(長男)は、背は小さいけれど、コレコレこういうところでいいプレーが出来ている。コレコレこういうところは弱いところ。どこを磨いてチームの中で試合に出られるような選手となっていくかは、本人が自分で考えないといけない。だから私も『こうしなさい。』とは言わないし、親御さんからも言わない方がいいでしょうね。本人が気づいて努力しないと実にならない。ま、そもそも、親が言ったって逆効果で聴きゃしないでしょうけどね(笑)」
そうなんだよなぁ、親が言ったって聴きゃしない(笑)
そもそも、私はバスケ未経験だからアドヴァイスしようにも出来ない。
本人が「自分で!」考えてやるしかないのだ。
頑張ってレギュラーになれたら、それはいい経験だ。
頑張ってレギュラーになれなくても、それはいい経験だ。
頑張らなくてレギュラーになれなくても、それもいい経験だ。
「自分で!」考えて行動するのだ長男よ。結果はなるようにしかならん。
親は余計な口出しをせずに、子どもが「自分で!」やるのを見守って待つ。
それは分かっているのだが、迷うことは多い。
迷いながら、親も「自分で!」判断するしかないのだなぁ。
それでも、迷いながらも、出来るだけ我慢して余計なことを言わないでいられる親でいたい、そう思うのです。
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