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イライラを拾わない

反抗期だけど仲良し三兄弟
反抗期だけど仲良し三兄弟

今日は春高バレーの決勝。女子の決勝は大接戦で見応えのある試合でした。

 

しぶとく拾って、アタックを打つ。

バレーボールの醍醐味だけれど、人生では、敢えて拾わない、打たない、という選択もときには必要。

 

思春期の息子が二人家に居ると、何かにつけて

「っるせぇなぁ。」

「黙ってろ。」

などと言う言葉がきゃつらの口からこぼれ出てくる。

面と向かって言ってくる、というよりは、立ち去り際に聞こえるか聞こえないかの声でボソッ言う。

当然耳にすれば腹が立つが、聞こえないふりをする。

脊髄反射して

「何?何て言った!?文句あるならはっきり言え!」

などと中2男子に言ったって建設的な話し合いには到底なりはしない。

思春期男子の捨て台詞を敢えて拾わない、ましてやアタックしない。

 

若い頃に職場の先輩から聴いて、いいなぁと思ったことがある。

「夫婦喧嘩しても、次の朝起きたら必ず『おはよう』て言うように心がけている。」

これを出来る限り実践しているが、時に私が(絞り出して)「おはよう。」と言っても妻から「おはよう。」が返ってこないことがある。

当然「あ、無視しやがった。」と腹が立つ。

でもちょっと待てよ。

「自分の声が小さくて聞こえなかった」のかもしれない。

「妻も『おはよう。』と返したが聞き漏らした」のかもしれない。

「朝だから喉にひっかかって声が出なかった」のかもしれない。

そうやって「無視されたわけじゃないかもね。」と思ってイライラしないようにしている。

「本当に無視された」可能性ももちろんある。

でも「無視された!」と怒ってこちらがイライラしたっていいことは何もない。

パートナーのイライラを敢えて拾わない、ましてや打ち返さない。

 

イライラしている相手のイライラを敢えて拾わない。

相手がむっつり黙っているからといって、勝手に不機嫌だと解釈してイライラしない。

自分がイライラしているときには、妻や息子たちから距離を取ってイライラをばら撒かない。

これが出来ると驚くほど日々が楽になる。

 

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